この前のルリタテハが挨拶にやってきた

この前の調査の時に見つけたルリタテハのイモムシが大人になって我が家に挨拶にやってきた(のかも…)
イモムシは気味悪い角だらけだったけれど、成虫はきれいだ。だんだん近づいて、少し大きく写ったかなと思ったら飛んでいってしまった。この前はタチシオデを食べていたけれどホトトギスも食べるらしい。このあたりにはたくさんあるのできっとルリタテハもたくさんいるのだろう。また来てね!

ルリタテハ

ルリタテハ

植生調査6月

6月13日に今年の植生調査1回目を行い、6人の参加者がありました。ササユリの隣にはミヤマイボタの花も咲いており、小さなウメガサソウも咲いていました。ちょっとけばけばしいルリタテハのイモムシも見つけました。間伐後のヒコバエも伸びて、低木層や草本層の占有率が増えてきたような感じです。実生の木が新出したり、調査区画外ですが鳥が運んできたと思われるブナが生えてきたりと、今年もおもしろそうです。
次回は6月20日9時からの予定で、残る3区画とゴンテツの森の植生調査です。みなさんの参加をお待ちしております。

ウメガサソウ

ウメガサソウ

ミヤマイボタ

ミヤマイボタ

タチシオデの葉にいたルリタテハのイモムシ

タチシオデの葉にいたルリタテハのイモムシ

イヌウメモドキ

イヌウメモドキ

第10回身近な水環境の全国一斉調査

第10回身近な水環境の全国一斉調査に参加して、今日、近くの川のCODを測ってきました。
郷沢川支流:0
郷沢川:0
郷沢川合流点の天竜川:2
与田切川:1
中田切川:1
ということで、今年も低い値でした。
みなさんも身近な水環境の全国一斉調査に参加して身近な川のCODを測ってみましょう。

帰りに野口の森に寄ってきました。ササユリは今にも咲きそうで、ヤマウグイスカグラの実が鈴なりでした。今日は蚊が少なめでよかったです。

COD調査の様子

COD調査の様子

美味しいヤマウグイスカグラの実

美味しいヤマウグイスカグラの実

6月の花

雨の後の里山はヤブ蚊がいっぱいです。
入るときは虫対策をお忘れなく。
ササユリはもう少し、ネジキの鈴なりの花がきれいでした。ハンショウズルもひっそりと咲いていました。来週は植生調査です。

ササユリのつぼみ

ササユリのつぼみ

鈴なりのネジキの花

鈴なりのネジキの花


野口の森のシンボル ハンショウズルの花

ハンショウズルの花

6月2日、ゴンテツの森作業報告

めっきり暑くなりましたが、今日は曇りで絶好の薪作り日和となりまし
た。まだ花が少ないゴンテツの森ですが、今日はギンリョウソウが満開で
した。
今日は残った赤松の丸太を玉切りして、薪割り機で薪にする作業を行いま
した。今までの作業でできた木漏れ日のある場所での作業はなかなか快適
でした。さすがにお昼近くになると暑くなってきましたが、なんとか丸太
を薪にし終えることができました。

6月2日の作業風景

6月2日の作業風景

これで秋まで作業はお休みになります。この間に伐った環境の変化を調べ
る植生調査を例年どおり行います。
送電線近くや電信柱に向かって倒れそうな大きな木は中電や市で対処して
もらえることになったそうです。仲介をしていただいた皆さんありがとう
ございました。
次は道の北側のエリアも含めて、暗くしているヒノキを抜き切りしたり、
作業道を作ったりすることを考えています。次の作業が始まるまで、案を
Tさんに考えておいてもらいましょう。

次は植生調査の予定です。
みなさんの参加をお待ちしています。

里山の恵み

今年も来冬分の薪がもう少しで集まります。この薪置き場がいっぱいになれば1年分の薪が集まります。里山の薪は細いのや太いのや虫が食ったのや、いろいろあります。里山から薪をいただき、薪を焚いて冬を過ごす。間伐をした里山は多くの生き物が住むことができるようになり、花も増えてまた私たちの目を楽しませてくれる。そんなWin、Winの里山づくりを目指しています。
明日はゴンテツの森で伐ってある赤松を少し薪にする作業を行います。あまり薪ストーブには使わない赤松ですが、しっかり乾かして薪に使います。味噌炊きなどで大きな釜を焚くときは赤松が一番です。お近くで、薪が必要な方はぜひ里山づくりに参加してください。

来年の薪

来年の薪

ベリーAの苗?

去年の理想の森伊那谷のイベントで作ったベリーAの鉢からこんな芽が出ていました。去年はなんにも出ていなかったので、そのまま放置していましたが、果たしてなにになるか?2つ並んでいるけど、種類は違うようだし…とりあえず明るい所に出しておきました。

ちなみに今日は今年初めてカッコウとホトトギスの鳴き声を聞きました。

ベリーAの鉢

ベリーAの鉢

2つ並んだ芽

2つ並んだ芽

5月活動報告

5月の暖かい日差しの中で、全天写真、シイタケ5百菌打ち、階段の延長を行いました。キビタキの軽やかな鳴き声が響き渡り、ときどき黄色い色をした姿を見ることができました。オトコヨウゾメやスノキ、サルマメの花が咲いていました。暖かくなり芋虫やきれいな甲虫もいましたが、顔の周りを飛び回る虫も出てきました。シイタケは作業道入り口のすぐ下に置きました。2年後が楽しみです。

お昼を食べた後、下のエリアの踏み荒らし軽減のため真ん中から下に階段を延長しました。下の作業道までの半分程度まで進みましたので、来年延長しましょう。入り口に見つかったカラハナソウのホップができるように垣根を作りました。最後にコシアブラの萌芽促進のために大きくなった木を1本伐って新芽を採って帰りました。このところの寒さで開いた葉っぱが丸くちぢんでしまっているものがたくさんありました。来年は豊作だといいですね。

スノキの花

スノキの花

延長した階段

延長した階段

オトコヨウゾメの花

オトコヨウゾメの花

シイタケのホダ木

シイタケのホダ木

カラハナソウ

カラハナソウ

サルマメの花

サルマメの花

 

5月のゴンテツの森

伐って積んであるアカマツの丸太を薪用に玉切りして持ち帰りました。雪で崩れた薪も積み直して、周りを観察すると間伐で明るい陽差しが差し込んでゴンテツの幼木もたくさん葉を開いていました。道沿いには対生の丸い葉の小さな木がたくさん生えています。マルバカエデでしょうね。小さなクロモジもたくさん生えています。

ゴンテツの幼木

ゴンテツの幼木

マルバカエデ

マルバカエデ

 

 

 

 

クロモジ

クロモジ

アカマツの薪

アカマツの薪

 

 

 

 

 

 

アカマツの薪もけっこう軽く乾いてきました。たくさん使って気持ちのいい里山になってくれるといいですね。

 

鹿も食べないハシリドコロ

わらぴよ食堂でランチを食べに瑞牆山経由で行ってきました。みずがき山荘に近づくにつれ、全く緑の無い斜面にぽつぽつと緑が見えてきました。どうも同じ草のようで、小さな花が咲いているようでした。もうGWだというのにそれ以外の草はまったく生えていません。ここも鹿にやられたのかも、トリカブトではないし、と言いながら、あまりにもたくさん生えているので写真を撮ってきました。

ハシリドコロ

ハシリドコロ

 

食べると走りまわるという毒草でした。生えはじめはギボウシに似ているそうです。